2018年3月

バーゼルワールド(BASEL WORLD)2018年

3月22日(木)~27日(火)まで開催されたBASELWORLD(バーゼルワールド)は、世界最大の時計・宝飾の見本市。ドイツとフランスとスイスの3国の国境が接する地点に位置した場所、バーゼルで開催されました。毎年、新作モデルが発表される場であるため、多くの関係者・一般の腕時計の愛好家が集まる一大イベントです。
今年のバーセルの様子をレポートします。

アムステルダム経由でバーセルに到着。
暖かくなってきた東京とは違い、真冬に戻ったような寒さです。
今回もアパートを借りての滞在。展示会の会場まで徒歩15分ととてもアクセスのいいところでした。

アムステルダム経由でバーセルに到着
アパートを借りての滞在
バーゼルワールド(BASEL WORLD)2018年会場入口
アムステルダム経由でバーセルに到着

初めてのバーゼルはハイブランド等のブースのクオリティや大きさに圧倒されると共に、世界には本当にたくさんの時計ブランドが存在することを改めて実感しました。
各ブランドのブースは、ブランドの世界観が個性的に表現されており、歩いているだけでも飽きない空間。来場者も世界中から来ており、会場では様々な言語が飛び交っているのも印象的でした。

WENGER(ウェンガー)
VICTORINOXブース
アリアナさんとマリオさん

今回Hall1.1にVICTORINOXとの合同ブースで出展したWENGER。今年、125周年という記念すべき年なので、それに因んだオブジェも置かれていました。WENGERメンバーのアリアナさん・マリオさんと記念に。

WENGER125周年記念モデル、是非ご期待ください!

WENGER(ウェンガー)125周年記念モデル

写真左:Special Edition 125th(2018年夏発売予定)
125周年の1・2・5の数字が赤で強調されたクロノグラフモデル。ブラックイオンプレートコーティングが施され、ミリタリーテイストでありながらタウンユースも可能なモデルです。


写真右:125thLimitedEdition(2018年秋発売予定)
WENGERでは珍しいオートマチックモデル。こちらは、WENGERが誕生した年にちなんで、1893本限定アイテム。洗練された風防はWENGERらしい仕上がりとなっています。

VICTORINOXブース

こちらはTACSが出展しているHall2の会場。
昼間は日差しのおかげで暖かく、外でランチやコーヒーブレイクしている人たちで賑わっていました。

TACS(タックス)
TACSブース入口

Hall2.0に出展したTACS。
TACSらしいクリーンな空間に、クリアボードを吊り下げるという新しいディスプレイ方法。それぞれのモデルの個性的な時の表現方法が目に留まり、多くの人が足を止めてブースの中まで入っていました。

今回TACSのブースでは、PLPのデザインを好きなように描いてもらい、その中から一番いいデザインの人に、世界で一つだけのPLPをプレゼントするというイベントも行っていました。
PLPはPoint Line Planeの意味で、デザインの基本である点・線・面をコンセプトにしたTACSの代表モデル。小さな子供から大人まで楽しそうに描いていたのが印象的でした。
世界に一つだけの時計とはなんとも贅沢ですね。

TACSの定番アイテム
メディア掲載
世界に1つだけのPLP

TACSではTIME GLASSとICICLEが発売されます!

ICICLE(アイシクル)

ICICLE(2018年5月発売予定)
光を集める「つらら」のデザイン。
11時と12時の間にある上昇していくような気泡は、時間の軽やかさと自由を表現しています。光の層に重ねて見えるダイヤル、特殊な加工がされている透明なケースカバー(風防)と鏡面仕上げのケースが特長。

TIME GLASS(タイムグラス)

TIME GLASS(2018年6月発売予定)
砂時計にインスパイアされたデザイン。
砂時計は、上部は未来、下部が過去、そして、中心部が現在を表すと言われています。「今」という瞬間の大切さを表現した腕時計です。リューズのないスイス製ムーブメントを採用することでミニマルな外観を実現しました。

バーゼルの街中はトラム(路面電車)で移動

石畳の道・赤い砂岩の壁や、カラフルな屋根瓦など美しい街並みのバーゼル。
バーゼルの街中はトラム(路面電車)で移動。ヨーロッパらしい色使いで街中を走るだけでも絵になります。

今回のバーゼルでは、WENGERやTACSのスタッフの方々と直接情報共有や意見交換等することが出来とてもいい機会となりました。また、新作も沢山の方々に見て頂き好評だったので、今後の発売が楽しみとなりました。日本でもより一層、WENGERやTACSを盛り上げて行きたいと思います。
今回WENGER、TACSブースに来て下さった皆様、取材してくださった編集・ライターの方々、お忙しい中ありがとうございました。

帰国時、フランスでの乗り継ぎで、数日前のストの影響で1日足止め・・・
人生初の体験をした思い出深い出張となりました。

空港

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