2017年4月
「BASELWORLD（通称バーゼルフェア）」が3月23日～3月30日の8日間開催された。世界中から2000を超える出展社が集まる、世界最大規模の時計と宝飾品の見本市。
それぞれのブランドが最新モデルを発表するため、いち早く情報を必要とする各業界のバイヤー、報道陣、メーカーの方々やディストリビューターなど世界中からたくさんの人たちが集う。
またバーゼルワールドは一般にも公開しており、毎年10万人を超える来場者で賑わう。
広い展示会場には老舗の時計ブランド、宝飾時計ブランドやラグジュアリーブランド、また、ファッションブランドやカジュアルウォッチブランド、更に新鋭ブランドなど多くの時計ブランドが出展している。
弊社は今年、新たにWENGER（ウェンガー）というスイスのブランドをスタートさせるので、バーゼルワールドに出展しているブランドはTACSとWENGERの2ブランドとなった。
WENGERのブース
TACSのブース
いつものように旅の記録をほんの少しとバーゼルワールドの様子をレポートします。
スイス到着。
展示会は3月下旬から。通常より少しゆっくりの開催だったからか、いつもよりあたたかく感じられるスイス。景色もほんのり温かみを感じる。
やはり去年とは違う、バーゼルワールド 展示会外の様子。気持ちいいので外にもたくさんの人が集う。
展示会ではバイヤーとの商談や新商品の紹介、編集さんやライターさんにブランドや新作の紹介、またインタビューをするため、WENGERブースとTACSブースの行き来でバタバタ。
というのも、WENGERはホール1.1、TACSはホール2.0と建物から別々だったのだ。
WENGER→TACS、またはTACS→WENGERとアポ次第で動きながら、近道を見つけたりして、日に日に移動がスマートになっていった。
WENGER商品
WENGERは日本では4月中旬ローンチ予定のため、どのモデルも新作といっていいが、今回の新作としてローンチされていた2モデルと、秋以降で発売予定のアイテムが中でも魅力的だった。
10月発売予定の新作
WENGERのスタッフが新作を中心にさまざまな時計を腕に円陣。WENGERの、バーゼルワールドに対する意気込みを感じる1枚。
TACS商品
TACSは今年発売する新作は2アイテム。
1つはDAY＆NIGHT（カラーバリエーション）とPLPのセカンドライン。
バーゼルではまだサンプルでのお披露目だったので残念ながら画像はないが、前者は7月中に日本でもローンチを予定している。詳しくはローンチが近くなる頃、弊社TACSオフィシャルサイトで確認ください。お楽しみに。
チームTACSが装飾中、完成間近のTACSブース
TACSチームが自分たちでデコレーションしブランドの雰囲気を創り出していく。
展示会会場では、初めて、ホール1.2にアトリエが入った。手作業で1つ1つ作られる芸術品とよばれるような時計ブランドがここで展示されていたが、その入口にはマカロンで有名なフランスの「ラデュレ」やアルメニア共和国の「ARARAT」というブランデーなどが出店していた！ここでは作りたてのマカロンを販売。贅沢！
また、会場には個性的で目を引くディスプレイもあった。
こんなところに！
スイスバーゼル駅近くのスターバックスコーヒー。
見ると何となく安心するのは自分だけ？？
今回のバーゼルワールドも慌ただしく、一気に駆け抜けるように過ぎていった。
メールだけでのやりとりをしていたWENGERチームと実際に会えたこと、TACSというブランドが今までにないほどたくさんの人の心を打ったこと、それぞれのチームと会い、情報の共有ができたこと、また、できる限り多くの取材を受けられたことは、単純にとても嬉しかった。素晴らしい記事になることを願っている。
今年のバーゼルワールドが、WENGER・TACSの今後に必ずいい影響を与えてくれるだろう。
WENGER、TACSブースに来て下さったみなさん、取材してくださった編集長をはじめ編集さん、ライターさん、お忙しい中大変ありがとうございました。
早朝のバーゼル空港。
2017年、バーゼルへの旅が終わります。
TSCHEUS! (バイバイ！)
